戸建住宅の和室をリビングにリフォームした3つの事例!費用感・メリット・デメリットも紹介

戸建住宅にお住まいの方からの「リビング・ダイニングキッチンと、その隣にある和室を1つにまとめて、広いLDKにリフォームしたい!」というニーズは多いです。
今回の記事では、滋賀県の戸建住宅のリフォームを多く行う当社『クサネン』による、和室からリビングへのリフォーム事例を3つご紹介します。
- 和室をリビングにするイメージを掴みたい
- 和室をリビングにするリフォームのポイントを知りたい
という人は、ぜひ参考にしてみてください。
記事の後半では、戸建住宅の和室をリビングにリフォームする費用感、戸建住宅の和室をリビングにリフォームするメリット・デメリットについても、お伝えします。
【戸建住宅の和室をリビングにリフォームした事例1】和室2部屋とダイニングキッチンを繋げて、約19帖のLDKを作る

<リフォーム前の間取り>

<リフォーム後の間取り>

お客様の年齢 | 60代 |
家族構成 | ご夫婦 |
築年数 | 30~39年 |
リフォーム後の間取り | 4LDK |
工期 | 2ヶ月 |
リフォーム費用 | 総額760万円(キッチン・風呂・洗面・トイレのリフォームを含む) |
滋賀県栗東市で、和室をリビングにリフォームした事例です。
リフォームされたお家は、もともとお客様のご両親が住んでいました。
お家を受け継ぐ形で、お客様ご夫婦が引っ越してこられることになり、「全体的に古い家を新しくしたい」と考えられたことが、リフォームのきっかけでした。

ご両親は、ダイニングキッチンから続く和室をリビングとして使われていました。
この和室の奥に、さらにもう1つ和室があります。
POINT1 畳スペースを設けたことで、かつての和室のくつろぎ感を味わえる

和室2部屋+ダイニングキッチンを繋げて、約19帖の広いLDKを作ることができました。

最初、新しいLDKは一面洋間にするつもりでしたが、リフォームのお話を進めていくうち、「和室の良さが全部なくなってしまうのも寂しいかも」という意見が出ました。
そこで当社は、洋風LDKの一角に、畳のスペースを設けることを提案しました。
和室だからこそ味わえたくつろぎ感を、真新しいLDKでも再現しています。
お客様からのご要望があったので、最奥の和室にあった仏間・床の間は触らず、そのまま新しい空間に馴染ませました。
ポイント2 間仕切り壁の中の「筋交い」をそのままLDKのインテリアとして活かす

和室の解体を進めていると、壁の中から「筋交い」が出てきました(写真左側に写っている骨組み)。
筋交いの隙間を埋めて、新しく間仕切り壁にすることもできたのですが、今回はあえてそのまま露出させ、新しいLDKのお洒落なインテリアとして活用することにしました。
筋交いは、シックな建具類の色味に合わせて綺麗に塗装しました。
<事例を詳しく見る>
⇒ 和室とキッチンを繋げて19帖のLDKにリフォーム | 畳スペースで”和のくつろぎ”も実現
【戸建住宅の和室をリビングにリフォームした事例2】和室とダイニングキッチンを繋げて、約20帖のLDKを作る

お客様の年齢 | 20代 |
家族構成 | ご夫婦 |
築年数 | 40~49年 |
リフォーム後の間取り | その他 |
工期 | 2ヶ月 |
リフォーム費用 | 総額1,450万円(キッチン・風呂・洗面・トイレ・玄関のリフォームを含む) |
滋賀県草津市で、和室をリビングにリフォームした事例です。
元々、お客様のご両親がお住まいだった住宅で、結婚を機にお客様ご夫妻が引っ越してこられることになりました。

こちらは、リフォーム前のダイニングキッチンです。
広さが約8帖しかないため、「広いLDKにリフォームしたい」とご要望がありました。
キッチン本体は約1年前に交換したので、今回は再利用することにしました。


こちらの和室・縁側とダイニングキッチンを繋げました。
ポイント 全体に統一感を出しつつ、アクセントカラーも取り入れる

和室・縁側をダイニングキッチンに繋げたことで、約20帖のLDKが完成しました。
建具はLIXIL『ラシッサ』で揃えて、全体的に統一感を出しました。

広いダイニングキッチンでは、空間がのっぺりすることが懸念されます。
そこで、テレビ裏のスペースにアクセントカラー(グレー)を取り入れ、空間にメリハリをつけました。
<事例を詳しく見る>
⇒ 築40年の土壁の家をおしゃれな古民家風にリフォーム|草津市
【戸建住宅の和室をリビングにリフォームした事例3】和室とダイニングキッチンを繋げて、リビング兼寝室を作る

お客様の年齢 | 60代 |
家族構成 | ご夫婦・娘さんご夫婦・お孫さん |
築年数 | 40~49年 |
リフォーム後の間取り | その他 |
工期 | 1ヶ月 |
リフォーム費用 | 総額389万円(洗面のリフォームを含む) |
滋賀県大津市で、和室をリビングにリフォームした事例です。
奥様の脚の具合が悪くなってしまったために、「1階で快適に過ごせるようにしたい」というご要望がありました。
8.5帖のダイニングキッチンと、6帖の和室を繋げて、リビング・寝室として使えるようにしました。
また、ダイニングキッチンと和室の間にある約5cmの段差を、バリアフリーの観点から解消しました。
ポイント 断熱材を入れて暖かく過ごせるようにする

以前は施工されていなかった断熱材をしっかりと入れたことで、お客様からは「以前の寒さが和らいだ」とおっしゃっていただきました。
広い空間は寒さを感じやすいので、暖かい工夫ができると良いです。
土壁や板張りだった天井は、クロス張りになりました。
テレビの背面の壁には、レンガ調のアクセントクロスを採用しています。
床のフローリングや引き戸は、自然な木目調が魅力的なLIXIL『ラシッサS』です。

こちらは、リビングと寝室の間の室内ドアです。
開放的に開けることができるように、大きな3枚引き戸を選定しました。
<事例を詳しく見る>
⇒ 足の悪い奥様が1階で快適に過ごせるようにダイニングキッチン・和室をリビング・洋室へリフォームした事例|大津市
戸建住宅の和室をリビングにリフォームする費用の目安

和室をリビングにリフォームするためには、様々な工事が必要です。
あくまで目安ですが、一般的な広さの和室の場合で、以下に記載した工事をすべて行うとすると、合わせて100万円前後が必要になります。
<和室をリビングにリフォームするために行う工事>
- 壁の工事
- フローリングの張り替え
- 天井の工事
- 押入れからクローゼットへの工事
- 障子からカーテンへの工事
戸建住宅の和室をリビングにリフォームするメリット

- リビングが広くなる(開放的になる)
- 和室側に窓がある場合、採光面が広がり明るくなる
- 和室だった部分に家具を置きやすくなる
- 掃除道具を変える必要がなくなり、掃除が楽になる
- 和室にあった畳や障子のメンテナンスが不要になる
上記は、和室をリビングにリフォームする5つのメリットです。
最も大きなメリットは、やはりリビングが広くなる・開放的になるということでしょう。
「テレビのサイズを大きくしたい」「大きなソファを置きたい」といった希望も、叶えやすくなります。
また、掃除がしやすくなることも、嬉しいポイントです。
例えば、和室にはフローリング用のワイパーは使えませんが、洋風のリビング(フローリング)にすることができれば、フローリング用のワイパーが使えるようになります。
戸建住宅の和室をリビングにリフォームするデメリット
- 幼い子どもがのびのび遊べる場所がなくなる
- さっと寝転べるスペースがなくなる
- 両親など、来客の宿泊に対応するのが難しくなる
上記は、和室をリビングにリフォームする3つのデメリットです。
ただ、「さっと寝転べるスペースがなくなる」という点については、解決方法があります。
事例の1つでも取り上げたように、リビングに畳のスペースを設けることで、和室ならではの趣を少し残しつつ、さっと寝転ぶことが可能です。
まとめ
以上、戸建住宅で和室をリビングにリフォームする事例を3つご紹介しました。
和室をリビングにリフォームする際のポイントとしては、
- さっと寝転がれるような空間(畳スペースなど)を検討する
- 筋交いや取れない柱などを上手く活用する
- 空間がのっぺりしないようにアクセントカラーを取り入れる
- 断熱材を入れる・エアコンの性能アップなど部屋全体が暖まる工夫をする
といったことが挙げられます。
「リビングを広くしたい!」あるいは「リビングを開放的にしたい」という人は、ぜひ和室とリビングを一体化するリフォームを検討してみてください。