和室とキッチンを繋げて19帖のLDKにリフォーム | 畳スペースで”和のくつろぎ”も実現

滋賀県栗東市・築30年戸建て(Y様邸)のリフォーム事例をご紹介します。

リフォーム箇所は、水回りを中心に1階の広範囲、そして2階のトイレです。

リフォーム前は、和室リビングの内装や水回りの設備が古い

今回リフォームを行うお家は、Y様のご両親がもともと住んでおられたお家です。

近々お家を受け継ぐ形で、息子のY様と奥様が引っ越してこられることになり、「水回りの設備を一新したい」、そして「全体的に古い家を綺麗にしたい」と考えられたことが、今回の大規模リフォームのキッカケでした。

ご両親は、ダイニングキッチンから続く和室をリビングとして使われていたとのこと。

さっきの和室の奥にも、もう1部屋和室があります。

要は、“ダイニングキッチン～和室①～和室②”の3つの空間が、家族でくつろぐスペースとして機能していたのですが、引っ越しにあたってやはり「老朽化が気になる」とのことでした。

※昔ながらの住宅によく見られる、
歩くと冷たいタイルばりのお風呂

リフォーム前とリフォーム後の間取りの変化

小さくて見づらいところもありますが、こちらがY様邸1階、リフォーム前の間取りとリフォーム後の間取りを比較したものです。

この図で分かる1番の変化は、やはりDKと和室2部屋から広いLDKへの変化でしょう。(各図の左側)

各部屋を繋げてできた新しいLDKは、約19帖の広さが確保できています。

Y様邸 リフォームのポイント

※床の色を薄めにしたことで、明るく暖かい雰囲気に

• 畳スペースを設けたことで、かつての和室のくつろぎ感を味わえる
• 間仕切り壁の中の筋交いを、そのままLDKのインテリアとして活かす
• 他の木目調の色より薄い色を選び、あたたかい雰囲気に仕上げたお風呂
• 「知人の家で知った便利そうなトイレ」を採用

Y様邸リフォームの内容のなかから、上記4つのポイントをピックアップ！

続く項目で、それぞれのポイントについて簡単に説明しましょう。

畳スペースを設けたことで、かつての和室のくつろぎ感を味わえる

最初、新しいLDKは一面洋間にするつもりでしたが、リフォームのお話を進めていくうち、「和室の良さが全部なくなってしまうのも寂しいかも」という意見が出ました。

そこで当社が、洋風LDKの一角に、畳のスペースを設けることを提案。

和室だからこそ味わえたくつろぎ感を、真新しいLDKでも再現しています。

お客様からのご要望があったので、最奥の和室にあった仏間・床の間は触らず、そのまま新しい空間に馴染ませました。

間仕切り壁の中の筋交いを、そのままLDKのインテリアとして活かす

和室の解体を進めていると、壁の中から筋交いが出てきました。(写真左側に写っている、骨組みのような物)

筋交いの隙間を埋めて、新しく間仕切り壁にすることもできたのですが、今回はあえてそのまま露出させ、新しいLDKのお洒落なインテリアとして活用することに！

シックな建具類の色味に合わせて、筋交いを綺麗に塗装しました。

新しいキッチンLIXIL「シエラ」はスッキリ・シンプルなレイアウトに

新しいキッチンはLIXIL「シエラ」です。価格と機能のバランスをみて、こちらに決められました。

キッチンはスッキリした感じがよいとのことで、カウンターを入れないシンプルなレイアウトに仕上げています。

他の木目調の色より薄い色を選び、あたたかい雰囲気に仕上げたお風呂

かつてタイルばりだったお風呂は、システムバスへのリフォームで雰囲気が激変！

他のお部屋の木目調カラー(キッチンなど)は濃いめで、シックな雰囲気ですが、これまで寒かったお風呂はガラリとあたたかい雰囲気にイメージチェンジしたいというご意向があり、木目調アクセントパネルの色は薄めを選んでいます。

新しいシステムバスの種類は、LIXIL「アライズ」。

「知人の家で知った便利そうなトイレ」を採用

1階の新しいトイレに採用したのは、LIXIL「リフォレ」です。

Y様は以前に、こうしたキャビネット付きのトイレをご友人の家で見ていて、その時から「いいな」と思っていたそう。

今回の大規模リフォームにあたり、念願が叶ったというわけです！

「引っ越してくる日が楽しみになった！」とのお声

※内装をリフォームし、綺麗になった1階洋室

以上、Y様邸の1階リフォーム・2階トイレリフォームの事例でした。

リフォーム完了後、Y様からは「引っ越してくるのが楽しみな家になりました」とのお声を頂戴しております。

滋賀県栗東市にあるご実家のリフォームをお考えならクサネンのリフォームにご相談ください。

ご両親の家をリフォームして、ご夫婦が老後過ごしやすい家にしたいとご相談をいただきました。ダークな雰囲気の家具に合わせたコーディネートは、落ち着いて過ごせるとの事。ＴＶをクローゼットの中に入れてスッキリとミニマムな生活をしたいというご要望にもお応えすることができました。