リフォーム施工実績
使わない小便器を撤去して広く使えるトイレにリフォーム
リフォームデータ
戸建て
地域 | 滋賀県湖南市 | 施主 | N様邸/
50代 家族構成 ご夫婦と子供さん |
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築年数 | 築40~49年 | リフォーム後の間取り | - | 広さ | - |
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- 工期
- 3週間 ※浴室・洗面所と合わせて
- 費用
- 70万円
- 商品
トイレ / LIXIL「プレアスLS」・便ふた自動開閉・温風乾燥付
手洗器 / LIXIL「オフト」(鏡は無し)
築年数が古い日本家屋では、まれに昔ながらの珍しいタイプのトイレが残っていることがあります。
今回リフォームの相談をくださったN様邸のトイレも、近年では見かけなくなった珍しいトイレでした。
風情があると言えばありますが、「日常生活を送る上では非常に不便」とのことです。
20年・30年後、高齢になった時のことも考えて、昔ながらのトイレを現代風の実用的なトイレにリフォームしましたので、以下でその様子をお伝えします。
リフォーム前のトイレの1番の問題は、使用していない小便器
N様邸のリフォーム前のトイレは、上の写真のような構造になっていました。
かつては和式便器だったであろう洋式便器と、男性用小便器の2つの空間に分かれています。
こちらの小便器ですが、「現在はまったく使用していないので要らない」とのことでした。
古びた小便器の見た目が、N様邸の昔ながらのトイレ空間を、より古めかしく見せてしまう原因になっているのかもしれません。
そこで今回のトイレリフォームで、使わない小便器を撤去して、それから無駄に広くなるトイレの違和感をなくすために、従来よりも大きめの手洗器を設置することを決められました。
洋式便器の交換、間仕切りの撤去もリフォーム工事の内容に含まれます。
小便器を撤去した後の広すぎるスペースには、手洗器として洗面台を設置
これからも使用する洋式便器の位置は動かさないので、使わない小便器と間仕切りを撤去した後のトイレには、かなり広いスペースが生まれます。
トイレとしては広すぎる空間の奥に、ポツンと1つ洋式便器があってもおかしいので、「収納力にも優れた大きめの手洗器を付けたい」とN様は希望されました。
過去に当社でリフォームを行ったY様邸のトイレ
※事例ページへリンクしています。
ちなみに、上の写真のような一般的な大きさのトイレだと、省スペースの観点から「壁付けタイプのカウンター」あるいは「背面の棚」と手洗器をセットで取り付けることが多いです。
ただしN様邸のトイレ場合は、同じように手洗器を設置すると、逆にスペースが余り過ぎてしまいます。
そこで今回はあえて、洗面台を手洗器として設置しました。
ミラーが無いので洗面台だとは分かりにくいですが、採用したのはLIXIL(リクシル)の「オフト」です。
(ちなみにミラーが無いのは、トイレを出てすぐの所に、大きな鏡付きの洗面台が別にあるからです。)
手洗器とセットで作る収納スペースよりも、洗面台の収納スペースの方がかなり広いので、トイレの掃除用品やトイレットペーパーの予備などの収納に困ることは無いと思われます。
“あえての洗面台の設置”で、小便器を撤去したことで生まれたスペースを持て余すことなく、活用することができました。
以下では、取り替えた洋式便器の実用的なポイントを少しだけ紹介しておきます。
便座の閉め忘れがない実用的な洋式便器に交換
リフォーム前の洋式便器はタンクの存在感が強く、少し不格好だと思われていたそうで、新しいトイレは「いかにもなタンクが付いていない方がいいです!」とのご希望がありました。
そこで新しく交換する洋式便器は、タンクありでもフォルムがキレイなLIXIL「プレアスLS」を採用しています。
年齢を重ねることを踏まえて、いちいち便座のフタを開けなくてもよく、閉め忘れもない”便ふた自動開閉機能”と、洗浄機能使用後の濡れた冷たいおしりを、温風で乾かすことができる”温風乾燥”が備わっています。
自宅のトイレを出来るだけ長く快適に使っていただくための、最大限の工夫は出来たかと思います。
洋式便器向かいの壁の埋め込み式の収納棚は、広々とした空間をほんのりオシャレに引き締めるアクセントとしても役立っています。
まとめ
以上、N様邸で行った小便器の撤去およびトイレのリフォーム事例でした。
昔ながらの作りで使いにくかったトイレが使いやすくなり、小便器の撤去後に広く開いたスペースのバランスも、洗面台の設置でうまく調整することができました。
N様邸では、長年寒さに悩んできた浴室および洗面所の内装リフォームも同時に行いましたので、気になる方は下記リンクからご確認ください。
⇒ 近日公開!
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担当者の声
タイル貼りの和式と洋式がありましたが、トイレは洋式だけでいいということと、簡単な手洗いが欲しいということで、タンクレストイレと収納も十分できるようにシンプルな洗面化粧台の下部分を取り付けました。
- 担当者
- 服部