トイレにユカカラ暖房(温水床暖房)を設置 | 広くて暖かい空間に

趣があるが、冬場は寒いと言われる大きな日本家屋にお住まいのI様より、「日本家屋の趣はそのままに、1階部分を暖かく使いやすいようにしてほしいです」と、ご依頼がありました。

1階にある2つの和室をのぞいた、玄関・リビング・キッチン・洗面・お風呂・勝手口ホールの全面リフォームを行っているのですが、今回の記事ではユカカラ暖房(床暖房)付きのオシャレなトイレリフォームをピックアップします。

リフォーム前のトイレは広めだが、そのぶん寒さを強く感じる

大きな日本家屋は、風通しをよくするために1つ1つの空間が広く取られていることが多いです。

I様邸も同様で、I様邸のトイレはリフォーム前の段階でも、通常の一戸建てのトイレと比較してかなり広く感じました。

その広さを活かし、それなりにインテリアは工夫されていたようですが、床も壁もタイル張りで、冬場はとにかく寒いと悩んでこられたそうです。

基本的にタイル張りのトイレは寒いのですが、I様邸のトイレのように広々とした空間では、余計に寒く感じるのかもしれません。

リフォーム後は床と壁にユカカラ暖房(床暖房)を設置し、暖かさが格段とアップ

こちらが、リフォーム後のトイレです。

新しい便器にはタンクレスタイプのLIXIL「サティスS」を採用し、もともと広かったトイレがさらにスッキリ広く感じられるようになりました。

ひと目では分かりませんが、新しくなったフロアの下には、ユカカラ暖房(床暖房)が取り付けられています。

ユカカラ暖房をお部屋の「7割」に敷くと、接地面だけでなくお部屋の空気全体がじんわり暖まり、心地よさを感じることができます。

ただしトイレの場合、床に対して便器が入る割合が大きいため、床だけへのユカカラ暖房だと、目一杯敷き詰めても理想的な「7割設置」には届かないことがほとんどです。

そこで今回は、トイレの壁にもユカカラ暖房を取り付けています。「床暖房なのに壁に取り付けられるの！？」と驚くかもしれませんが、実は可能なのです。

ユカカラ暖房を取り付けたのは、トイレの背面の壁です。

アクセントとして取り付けたエコカラットの下に、実はユカカラ暖房が設置されています。

これで、お部屋の空気全体をじんわり暖める可能な、ユカカラ暖房の「7割設置」を叶えることができました。

お客様が好きなガラス細工の小物を飾るスペースもご用意

新しくなったトイレには、デザイン面でもこだわりが詰まっています。

日本家屋ならではの、厳かな雰囲気から浮かないように、シックなカラー(暗めのオークカラーなど)で統一しています。

お客様がご自身で気に入って購入された信楽焼の器を、手洗い器として取り付けました。

また、手洗い器の上には、角を利用してミラーを取り付けていますが、その下にちょっとした小物置きスペースを作っています。

奥様がガラス細工の小物を集めることが趣味だそうで、毎日使用するトイレにも、ぜひ可愛く飾りたいとのことでした。

上の写真でも、可愛らしいガラス細工の小物が確認できます。

トイレが広い分、カウンターの横幅もかなりあるので、カウンターにも小物を置き、様々なレイアウトを楽しめるのではないでしょうか。

もちろんトイレの掃除用具など、外に出ているとオシャレじゃない日用品をしまえる収納棚も、カウンター下部にお作りしています。

「寒さが厳しくなってきたから、ユカカラ暖房の快適さを実感できる」とのお声

トイレを含んだI様邸1階リフォームの完了後、急に寒さを感じる季節となりました。

早速、新しく取り付けたトイレの床暖房も稼働させているそうで、「リフォーム前でのトイレではあり得なかった暖かみを早くも実感することができている」と、喜びのお声をいただいております。

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※クサネン「ユカカラ暖房」特設ページへリンクしています。

栗東市でトイレに床暖房(ユカカラ暖房)を取り付けるならクサネンのリフォームにお任せください。

メインで過ごされる1階のリフォームを行いました。床暖房を、廊下やトイレにも敷設。キッチンは奥様が使いやすいように造作壁を作っています。断熱性の向上のため、内窓施工も行いました。トイレの手洗いボウルは信楽で買ってこられたものをはめ込みました。冷暖房の効きも良くなり、ご夫婦でゆったりとした時間を過ごすことができるようになったとのことです。