リフォーム施工実績
各種助成金を利用してバリアフリーな浴室・洗面所へのリフォーム、断熱性能の高い住宅へのリフォームを実施|大津市
リフォームデータ
戸建て
地域 | 大津市 | 施主 | S様邸/
80代 家族構成 一人暮らし |
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築年数 | 築20~29年 | リフォーム後の間取り | - | 広さ | - |
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- 工期
- 2週間
- 費用
- 229万円
- 商品
浴室/LIXIL・リデア
内窓/LIXIL・インプラス
大津市にお住まいのS様より、浴室・洗面所とLDK・和室の内窓のリフォームをご依頼いただきました。
こちらのご自宅には80代のお父様がお住まいですが、近隣にお住まいの娘さんがご高齢の親御さんを心配されてリフォームを検討されていました。
手すりの設置や段差の解消で、ご高齢でも安心して入浴できる浴室にリフォーム
リフォーム前の浴室


こちらは、リフォーム前の浴室です。
築25年が経ったタイル貼りの浴室で、「身体が悪い中での一人暮らしなので、段差が危ない」と心配されていました。
また、「浴槽が深いので、またぐのが怖い」とのことで、入浴時は浴槽の中に椅子を置いて高さを調節されていたそうです。

こちらはリフォーム前の浴槽で、後ろ側にパイプスペースがあるため、余分なスペースができてしまっています。
また、フチが広いこともあり、やや狭い印象の浴槽でした。
手すりは、浴槽の横に1本のみ設置されていました。

こちらは、壁掛けの浴室換気暖房乾燥機です。
200Vタイプのものをお使いでしたが、「あまりあたたかくない」とお悩みでした。
また、4年ほど前に給湯器を交換されていましたが、水栓の不具合によりお湯の温度が安定しないことにも悩まれていました。

こちらは、リフォーム前の浴室の入口です。
ドアは内開きの開き戸で、足元には12~13cmの段差がありました。
リフォーム後の浴室

こちらは、リフォーム後の浴室『LIXIL・リデア』です。
LIXILの中からリデアとスパージュのお見積りをさせていただき、リーズナブルなモデルのリデアを選ばれました。
今回は各種補助金を利用して、お父様がお一人でも安心して入浴できるように浴室のリフォームを進めていきました。

例えば、オプションとして、入浴動作をサポートするサポートパックをつけました。
サポートパックでは、“フラットサポートバー”という浴室の周囲に設置する手すりが標準装備されており、オプションで風呂フタに腰掛けることができる“腰掛付保温フタ”を設置することもできます。
また、洗い場正面には、洗い場での立ち・座りや洗い場から浴槽への移動をエスコートする“スマートエスコートバー”も設置しています。
こちらは、手すりとして使用できるだけではなく、座ったままでも手の届く位置にシャンプーボトルや洗顔料などのバスグッズを収納することができます。
その他、シャワーフックと一体になった“スライドフック付握りバー”や“浴槽内握りバー”も設置しました。


こちらは、リフォーム後の浴槽です。
角にあったパイプスペースを避けてリフォームしたため、浴室自体はやや小さくなっていますが、浴槽サイズは大きくなり、ゆったりと入浴できるようになりました。
そして、浴槽の端に収納されている風呂フタが、“腰掛付保温フタ”です。
足元に不安を感じる方でも、一度ベンチのように風呂フタに腰掛けることで楽に浴槽に出入りすることができます。


こちらは、リフォーム後の浴室の入口です。
ドアは内開きの折れ戸に付け替え、12~13cmあった段差も解消しました。

こちらは200Vの浴室換気暖房乾燥機で、壁掛けタイプのものから天井設置タイプに交換しています。
また、その他の寒さ対策として、天井・壁・洗い場の全てに保温材をプラスして保温性を高める “あたたかパック”も選ばれました。
リフォーム後、お客様からは「浴室がものすごくあたたかくなった」「使いやすい浴室になって良かった」「これまでは一人で入浴するのが不安だったが、これからは安心して入浴できる」とおっしゃっていただきました。
傷や凹みに強い石目調のフロアタイルでシックな雰囲気の洗面所にリフォーム
リフォーム前の洗面所


こちらは、リフォーム前の洗面所です。
当初は洗面所のリフォームは実施しない予定でしたが、「床のクッションフロアの傷が気になる」とのことで、内装のリフォームのみさせていただくことになりました。
リフォーム後の洗面所


こちらは、リフォーム後の洗面所です。
壁と天井は、一面ベージュ系のクロスに貼り替えています。
また、床はクッションフロアよりも傷や凹みに強く、清掃性が高く水回りにもおすすめなフロアタイルを選びました。
デザインは石目調で、シックな印象に仕上がりました。
内窓(二重窓)の設置で冬はあたたかく、夏はさわやかな空間へ
リフォーム前のLDK・和室の窓


こちらは、リフォーム前のLDKの窓です。


また、こちらはリフォーム前の和室の窓です。
今回は断熱性能を高めるために、助成金を活用して内窓の設置を実施することにしました。

そして、こちらはリフォーム前のキッチンの窓です。
窓の前にはキッチン用品を置くために棚が置かれていました。
リフォーム後のLDK・和室の窓


こちらはリフォーム後のLDKの窓で、内窓(二重窓)『LIXIL・インプラス』を設置しました。
ガラスは断熱性能の高いクリアなLow-E複層ガラスで、カラーはショコラーデGです。
既存の窓の内側にもう1枚窓を設置することで、断熱効果や遮音効果を高めることができます。
取付時間は1窓あたり約60分のため、半日もあればご自宅の窓をすべてリフォームすることも可能です。


こちらは、リフォーム後の和室の窓です。
カラーは、和室の雰囲気に合う明るい色合いのニュートラルウッドGを選ばれました。

こちらは、リフォーム後のキッチンの窓です。
こちらは内窓を設置すると棚を置くスペースがなくなってしまうため、1枚ガラスから2枚ガラスの窓に付け替えを実施しました。
リフォームするにあたって利用した各種助成金
今回のリフォームでは、いくつかの助成金を利用しています。
『住宅省エネ2025キャンペーン』
https://jutaku-shoene2025.mlit.go.jp
国土交通省、経済産業省、環境省の3省が行うもので、新築とリフォームを対象とした4つの補助事業があります。
その中から、今回は『子育てグリーン住宅支援事業』『先進的窓リノベ2025事業』を利用しました。
また、市の助成金としては、以下を利用しました。
『介護保険 居宅介護(予防)住宅改修費支給』
介護保険の要支援や要介護認定を受けた方が、20万円と上限として最大9割(18万円)の補助を受けることができる制度。
実質の負担額は介護保険の自己負担割合によります。
『小規模住宅改造経費助成金』
日常生活動作能力の低下した高齢者(市内に住所を有する65歳以上の方)を対象に、排泄や入浴、移動などを容易にするために行う住宅改修費に対する助成金。
上記のどちらも、手すりの設置・段差の解消・滑りにくい床材への変更・引き戸への交換・和式から洋式への便座の交換などが対象となります。
市区町村により条件や申請方法など異なることがありますので、詳しくは担当のケアマネジャーさんや地域包括支援センターなどにご相談ください。
https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1426/g/kaigo/jigyosya/j09/1390467170369.html
https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1426/g/kaigo/jigyosya/j09/1390466760111.html
その他、『介護保険 住宅改修支援事業について』もご参考ください。
https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1426/g/kaigo/jigyosya/j09/1389059191397.html
まとめ
以上、S様邸の浴室・洗面所とLDK・和室の内窓のリフォーム事例をご紹介しました。
浴室はご高齢のお父様がお一人でも安心して入浴ができるように、サポートパックやあたたかパックなどもつけて、バリアフリーな浴室にリフォームしました。
また、洗面所は傷が気になっていた床の貼り替えや、壁・天井のクロスの貼り替えを行いました。
LDK・和室の窓については、内窓の設置や1枚ガラスから2枚ガラスへの付け替えを行い、断熱性能の高い住宅になるようにリフォームを実施しました。
クサネンのリフォームでは、滋賀県(草津・栗東・大津・守山)にて一戸建てリフォーム・マンションリフォームを行っております。
浴室・洗面所などの水回りのリフォームや断熱性能の高い住宅へのリフォームをご検討中でしたら、お気軽にご相談ください。
お客さまの声
「浴室がものすごくあたたかくなりました。」
「使いやすい浴室になって良かったです。」
「これまでは一人で入浴するのが不安でしたが、これからは安心して入浴できます。」
担当者の声
お父様が午前中にデイサービス施設に通われているということで、リフォーム工事は午後からさせていただくなど、スケジュールの調整をさせていただきました。
また、今回のリフォームでは主に娘さんとメールや電話、またANDPAD「おうちノート」というものを活用してやり取りをさせていただきました。
「おうちノート」は、施工店とお施主様をつなぐコミュニケーション・データ管理アプリです。
クサネンでは2024年の秋頃から導入しており、メッセージルームにて契約前から引き渡し後までさまざまな情報や写真のやり取りをすることができます。
- 担当者
- 服部