小規模介護施設の浴室・脱衣室を車いすでも広く使いやすいようにリフォーム｜守山市

今回は、守山市のデイサービス施設のリフォーム事例をご紹介します。

リフォームご相談時に「浴室を大きくしたい」とのことでしたので、浴室・脱衣室を中心にリフォームを行い、脱衣室の隣には新たに処置室を設けました。

リフォーム前の様子

リフォーム前の浴室・脱衣室

こちらはリフォーム前の脱衣室です。

小規模介護施設のため、一般家庭よりもスペースが広く作られていました。

利用者様が入浴中に、他の利用者様が着替えをしたり待機をしたりするためのスペースも取られています。

また、洗面台はありませんでしたが、簡易的な水栓と洗面器が設置されていました。

こちらはリフォーム前の浴室です。

介護用の浴室ですので、元々段差がなかったり手すりが多めに取り付けられていたりしました。

また、介護用リフトが設置されているのも特徴的です。

リフォーム後の様子

リフォーム後の浴室・脱衣室

こちらはリフォーム後の脱衣室です。

隣の部屋を取り込んで浴室・脱衣室をリフォームしたため、全体的に1.5倍程度広くなっています。

カーテンで仕切られたスペースも以前より広くなり、ゆったりと着替えや待機ができるようになりました。

こちらは、介護スタッフの方が使用するために新たに設置した洗面台です。

リーズナブルで人気のある『LIXIL／ピアラ750』を選びました。

洗面ボウルの底が平らで広く、使いやすいのが特徴です。

こちらはリフォーム後の浴室です。

従来より介護用の浴室ではありましたが、以前よりも広くなり、スタッフの方もより介助がしやすくなりました。

浴槽は一般よりも低くまたぎやすい高さ（400mm）で、座った状態からも立った状態からも入浴しやすくなっています。

また、浴槽の排水口が2カ所あり、従来の2倍以上のスピードでお湯の入れ替えができるので、利用者様の好みに応じたお湯の張り替えにも対応しやすいです。

こちらはオプションの介護用リフトです。

利用者様が乗ったまま電動で動かすことができるので、簡単に入浴することができます。

その他、段差がなく手すりも多めに取り付けられていて、スタッフの方にも高齢者の方にも使いやすい浴室になっています。

新設した処置室

こちらは、利用者様の気分が悪くなってしまった場合などに使われる処置室です。

室内にはシングルベッドが置かれています。

手洗いは車いすでも利用しやすいように、下が空いているタイプの『LIXIL／カウンター一体型洗面器』を選びました。

扉は、脱衣室・スタッフルーム・廊下側からも出入りができるように3カ所設置しています。

また、爽やかな植物を模した壁紙は、女性スタッフの方がサンプルをご覧になって決められました。

スタッフルーム

こちらはお写真がないのですが、主に水周りの機器の入れ替えを行っています。

古くなっていた洗面台は撤去、キッチンは『LIXIL／セクショナルキッチン　GKシリーズ』へ入れ替えを行いました。

こちらのGKシリーズは、昔ながらの集合住宅に多い間口100・110cmの流し台もすっきりと入れ替えることができます。

まとめ

以上、小規模介護施設のリフォーム事例をご紹介しました。

このような介護施設のリフォームは初めてだったのですが、高齢者の方の使いやすさを考え、勉強しながらリフォームを行わせていただきました。

女性スタッフの方などには、「浴室・脱衣室が広くなり、車いすの切り返しがしやすく移動が楽になった。」「とてもきれいになった。」と喜んでいただけました。

利用者様にとっても、快適で利用しやすい空間になっていれば嬉しいです。

介護施設のリフォームや一般家庭でのバリアフリー化をお考えでしたら、ぜひクサネンのリフォームまでご相談ください。

浴室が大きく、機能的に介護もしやすくなり大変喜んでおられました。