リフォーム施工実績
一戸建て(実家)を北欧風にフルリフォーム | 想い出のミシン台を捨てずにリメイク 草津市
リフォームデータ
戸建て
地域 | 滋賀県草津市 | 施主 | Y様邸/
40代 家族構成 ご夫婦息子様 |
---|
築年数 | 築30~39年 | リフォーム後の間取り | 4LDK | 広さ | 30~39平米 |
---|
- 工期
- 3ヶ月
- 費用
- 2300万円
- 商品
フルリフォーム / 内部+外部サイディングと屋根葺き替え
【以下、各設備】
キッチン / LIXIL「アレスタ」
お風呂 / LIXIL「アライズ1616 (1坪タイプ)」
洗面化粧台 / LIXIL「ピアラ」W750mm
トイレ / LIXIL「サティス (タンクレスタイプ)」
その他 / エコカラット・レッドシダー(板張り)・ガラスブロック等
滋賀県草津市にお住まいのY様(40代)より、「昔、両親と暮らしていた実家を相続し、住み替えることになったのでフルリフォームしたいです。生前の両親の姿が思い起こされる物があるので、綺麗でまだ長く使えるものがあれば、残したいと思っています」と、ご相談がありました。
Y様と、Y様のご両親の想い出にあふれた一戸建て。築年数は37年とのことです。
建て替えではなく、フルリフォーム(全改装)を選ばれたのは、Y様がご両親を大切に思う気持ちがあってこそのこと。
当社リフォームスタッフ一同、その気持ちにしっかりお応えしたいと思いました。
古き良き日本家屋の面影が色濃く残る、フルリフォーム前の一戸建て
こちらは、フルリフォーム前のキッチン・ダイニングです。ご両親が大切に扱われていたのか、故障箇所や目立つ汚れはありませんでした。
しいて言うなら、キッチンとダイニングがせっかく一緒になっているのに、キッチンが壁付けタイプなので、ダイニングにいる家族に背を向けて料理をしなくてはいけないことが、少し寂しくはあるところです。
Y様の奥様からは、「隣のリビングとの壁をなくして広いLDKに変え、対面式のオープンキッチンにしたいです」とのご希望がありました。
こちらは、フルリフォーム前の和室です。鴨居の上の土壁や天井の板張りに、和の趣を強く感じました。
玄関から見る、フルリフォーム前のお家の風景。「うちの実家もこんな感じ!」という人が、多いのではないでしょうか。
写真には写っていないお部屋にも共通しているのですが、全体的に“茶色”が占める割合が多いです。
アクセントカラーやパターンをきかせて、粋なメリハリを付けることが流行りの現代住宅との内装とは、少々隔たりがありました。
お母様がよく使われていた、想い出のミシン台
今ではほとんど見かけなくなった、一体型のミシン台です。
ミシンは電動ではなく、足元のペダルを踏んで動かすタイプで、こうして傷みの少ない状態で残っているのは珍しいことでしょう。
Y様は、まだお母様がご健在だったころに、このミシンで縫物をしている後ろ姿をよく見ていたといいます。
今回のフルリフォームにあたって、この想い出深いミシン台は、処分せずにリメイクされることとなりました。
一戸建てフルリフォームのコンセプトは「北欧風」
フルリフォームは、Y様の長年の憧れだったという“北欧風”をイメージして行いました。
「北欧風インテリア」の特徴は様々ありますが、今回のフルリフォームでは、ベースカラーに白やグレーを使ったこと、ウッドテイストを巧みに取り入れたことなどが、北欧要素の強く出ている部分です。
広々と明るい空間に生まれ変わったLDKの天井は、“そういう柄のクロス”ではなく、本物の木を張っています。
2階に続く階段の壁にも、本物の木が使用されています。
一世一代と言ってもいいかもしれない大規模リフォームの機会、憧れの北欧風インテリアを叶えるのに妥協はしたくないとのことで、本物の木を使いました。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、本物の木を使うことにより、クロスでは出せない高級感をプラスすることに成功しました。
LDKと同じく、北欧をテーマに作られたナチュラルで上品な洋室です。
想い出のミシン台は、リメイクして電話台として活用
Y様の懐かしい想い出が詰まったミシン台は、もう使用しない機械部分を外し、横幅を調整して、北欧風インテリアに合うように彩色。
世界に1つしかない、新しいY様邸の電話台として活躍することになりました。
あえて残された足元のペダルやプーリーが、アンティークでとてもオシャレです。
フルリフォームにあたって一新された設備
フルリフォームということで、キッチンやトイレ、お風呂などの設備も一新されています。
いずれもやはりテーマは北欧風、シンプル&ナチュラルな佇まいを目指しています。
新しいトイレはタンクレスタイプ、無駄のないシンプルな空間が魅力
新しいトイレは、LIXIL「サティス」のタンクレスタイプ。
北欧風らしいウッドテイストは、手洗器下の収納扉でさりげなく取り入れられています。
新しいお風呂は「北欧」をアクセントパネルで取り入れた
新しいお風呂はLIXIL「アライズ」、北欧っぽさは木目調のアクセントパネルで取り入れました。
リフォーム前のお風呂が寒いタイル張りだったこともあり、システムバスになったことをとても喜んでくださいました。
新しいキッチンは、奥様憧れの「対面式」
新しいキッチンはLIXIL「アレスタ」。
ダイニングやリビングを見渡すことが可能なオープンスタイルのキッチンは、Y様の長年の憧れでした。
「想い出は残したまま北欧風にフルリフォームできて嬉しい」とのお声
以上、Y様の想い出が詰まったご実家のフルリフォームの結果には、私たちも大変心を動かされました。
そこで、Y様と同じようにフルリフォームを検討されている人に、「フルリフォームをすればこんなに綺麗になるんだ!」、あるいは「昔の想い出もところどころ残したまま、住みやすくできるんだ!」と実感していただけるよう、当社『クサネン』の顧客様向けリフォーム現場見学会に、ご協力いただきました。
(フルリフォーム完成後の現場見学会についてご快諾くださり、誠にありがとうございました。)
フルリフォーム住宅の見学会に来てくださった顧客様からは、「階段やLDKの天井の板張りがすごくキレイ」、「キッチンの収納力が高い、自分の家もこんな風にしたいです」といったお声をいただきました。
そしてY様からは、「家族の想い出は残したまま、憧れだった北欧風の家に、イメージ通りフルリフォームできたので良かったです」と、嬉しいお声をいただいております。
滋賀県草津市で北欧風の一戸建てにフルリフォームするならクサネンのリフォームにお任せください。
担当者の声
ご両親の残された家を面影を残しつつ全面リフォームへ。お母様の大事にされていたミシンをリメークした事はご夫婦にとって、本当に喜んでおられました。
- 担当者
- 矢尾