水回りをまとめてリフォーム | キッチンやお風呂などの老朽化を一斉改善

滋賀県草津市、築30年の一戸建てにお住まいのS様より「キッチンやお風呂など、水回りの設備の老朽化が進んでいるので、まとめて新しくしたいです」とご相談がありました。

1. キッチン
2. お風呂
3. トイレ
4. 洗面台

上記各水回りの設備のほか、雨漏り修理のあとの原状回復が完了していない、玄関周りのリフォームと勝手口のドアの交換も行いました。

まとめてリフォームをする前の水回り設備

1. リフォーム前のキッチンは、タイル目地の汚れなど全体的な劣化が目立つ
2. リフォーム前のお風呂は天井の汚れが目立ち、モザイクタイルの床が冷たい
3. リフォーム前のトイレは背面タンクが大きく、圧迫感から奥行きが狭く感じられる
4. リフォーム前の洗面台は鏡と手洗器ボウルが割合小さく、使いづらい

今回はリフォーム箇所が多いので、まとめてリフォームを行う前の水回り設備の不便点・気になるところは、各所簡単に紹介するに留めておきます。

【1】リフォーム前のキッチンは、タイル目地の汚れなど全体的な劣化が目立つ

約30年、S様の毎日の食卓を支えてきたキッチンです。

壁のタイル目地の汚れなど、長年使い込まれてきた相応の劣化が、全体的に見られます。

また、棚の色がすべて濃い茶色なので、少々暗めの印象を受けました。

【2】リフォーム前のお風呂は天井の汚れが目立ち、モザイクタイルの床が冷たい

S様が特に老朽化を気にされていた水回りの設備が、お風呂場です。

掃除の手が行き届きにくいために、天井が黒ずんでいくのを避けられなかったようです。

昔ながらのお風呂場によく見られる、ステンレス製の浴槽は、今の時代はあまり使われていません。

モザイク風に小さく丸いタイルが敷かれた床は、オシャレではありますが、細い溝が多く清潔さを保つのは大変ではないかと推測できました。

【3】リフォーム前のトイレは背面タンクが大きく、圧迫感から奥行きが狭く感じられる

便器の大きさはそうでもないですが、背面タンクが大きいトイレです。

しっかりと角ばったタンクの形状のせいか、何となく圧迫感が強く、S様邸のトイレの奥行きが狭く感じられます。

また、トイレ内の壁や床などの老朽化も、やはり気になるところでした。

【4】リフォーム前の洗面台は鏡と手洗器ボウルが割合小さく、使いづらい

こちらは、リフォーム前の洗面台です。

年数が経っているために、見た目の劣化もそれなりに気になりますが、鏡や洗面ボウルが割合小さくて、使い勝手が少々悪そうでした。

まとめてリフォームをした後の水回り設備

1. リフォーム後のキッチンは白を基調にして清潔感アップ、奥様の家事がはかどるオプション多数
2. リフォーム後のお風呂は「掃除しやすい壁にしたい」との要望で、ほぼ全面鏡面パネルに
3. リフォーム後のトイレはタンクがスマートになり、同じ面積なのに広く感じるようになった
4. リフォーム後の洗面台は鏡も洗面ボウルも大きくなり、身支度しやすくなった

以下ではS様の希望する老朽化の改善や、使い勝手のアップを重視して行った、各水回り設備のリフォーム内容を簡単に紹介します。

全体としては、築30年を感じさせない現代風の趣にすること、そして綺麗な状態が長く続くように、掃除がしやすい工夫を行ったことが共通しています。

【1】リフォーム後のキッチンは白を基調にして清潔感アップ、奥様の家事がはかどるオプション多数

リフォーム後のキッチン、LIXIL「アレスタ」はほぼ白で統一して、明るく清潔感のある雰囲気を演出しています。

壁がツヤツヤして見えるのは、キッチンパネルをはっているからです。

壁への水はねや油はねを避けられないキッチンですが、表面がツルツルのキッチンパネルであれば汚れが定着せず、拭き掃除だけで綺麗さ・清潔さを保てます。

また、パッと見では分かりづらいかもしれませんが、このキッチンにはS様たってのご希望で様々な便利オプションが搭載されています。

調味料やロールペーパーの収納に役立つハンディボックス(写真中央)、オートダウン式の食洗器(写真左上)などです。

かねてから「キッチンのグレードアップが憧れだった」というS様は、機能性バッチリのキッチンを大変気に入ってくださいました。

【2】リフォーム後のお風呂は「掃除しやすい壁にしたい」との要望で、ほぼ全面鏡面パネルに

新しく入れ替えたシステムバスは、LIXIL「アライズ」。

ツヤめくベージュの鏡面パネルと、上品なライトグレーの浴槽のおかげで、これまでのお風呂には無かった高級感や現代感が生まれました。

ツヤツヤ・ツルツルであることが特徴の鏡面パネルをほぼ全面にはったのは、「掃除しやすいほうがいい」というS様のご希望があったからです。

【3】リフォーム後のトイレはタンクがスマートになり、同じ面積なのに広く感じるようになった

四角ばった背面タンクの存在感が強かったトイレは、タンクと便器が一体化したようなコンパクトなデザインのトイレ、LIXIL「アメージュZA」に変わりました。

タンクがスマートになっただけで、トイレの間取りを拡げたわけではないのに、奥行きが広く感じられるようになりました。

このトイレの壁にもツルツルのパネル(サニタリーパネル)が採用されており、S様のみならず億劫に感じる人が多いトイレ掃除がずっと楽になります。

【4】リフォーム後の洗面台は鏡も洗面ボウルも大きくなり、身支度しやすくなった

前開きの収納から二段組の引き出し収納に変わり、物の出し入れがしやすくなった、新しい洗面化粧台LIXIL「ピアラ」です。

リフォーム前の洗面化粧台より、鏡と洗面ボウルがずっと大きくなっており、ご家族でお使いいただくには不足ない使い勝手の良さが実現しました。

水回り以外のリフォーム箇所、「玄関」と「勝手口」について

• 雨漏り修理の跡を修繕し、今どきのデザインに変えた玄関
• 涼しい風が入ってきやすい、採風性重視の勝手口に交換

以下では、S様邸水回り以外のリフォーム箇所を簡単にご紹介します。

雨漏り修理の跡を修繕し、今どきのデザインに変えた玄関

リフォーム前の玄関で問題だったのは、天井の修繕跡です。

数年前に雨漏りの修理を行った際、傷んだ天井の板を取り外したそうで、ひとまずの養生として薄い板で空いた天井を塞いでありました。

「いつか修繕しよう」とは思っていたものの、なかなか機会がなく、今回のリフォームに至るまでそのままにしていたそうです。

こちらが、リフォーム後の玄関です。

天井の穴をキレイに修繕したのはもちろんのこと、壁紙にアクセント(エコカラット)をつけ、今どきのオシャレなお家の玄関によく見られる、和洋折衷なイメージを引き出しました。

涼しい風が入ってきやすい、採風性重視の勝手口に交換

勝手口は「よく使うお家」と「ほとんど使わないお家」がありますが、S様の場合は「よく使う」とのこと。

写真は無いのですが、長く使ってきたことによりやはり劣化していたので、「ちょっといいドアに取り替えたい」とのご希望がありました。

交換した勝手口のドアはLIXILの「デュオPG」です。

S様より「勝手口まわりの風通りをよくしたい」とのご希望があったため、採風性能に優れたタイプを選ばせていただきました。

勝手口から涼しい風を取り入れられることで、勝手口まわりにおいては、日本の夏特有のジメジメした暑さが少しは耐えやすくなると思われます。

水回りをまとめてリフォーム後、「すぐに実感は湧かないが細かい希望を叶えてくれて嬉しかった」とのお声

以上、S様邸でまとめて行った水回りリフォーム、および玄関・勝手口リフォームの事例でした。

打ち合わせにしっかり時間を割いて準備していたこともあり、工期はそう長くなく、3週間で全ての場所のリフォームが完了しました。

水回りリフォームの完了後、すぐに感想をおうかがいしたところ、「まだ使い慣れていないので、リフォームしたんだというハッキリとした実感はまだ得られていないのです。しかし、とにかく細かいところまで希望を聞いてくださり、理想通りの水回りが完成したことが嬉しいです」といった旨のお声をいただきました。

滋賀県草津市で水回りのリフォームをまとめて行うならクサネンのリフォームにお任せください。

ライファに元々見積もりをとられていましたが、約束を守らないことが何度かあったということで当社へ問い合わせいただく。いろいろこだわりがありましたが、水廻り機器を一式新しくさせていただきました。