リフォーム施工実績
介護保険を適用した住宅改修 | 段差無しのお風呂にリフォーム
リフォームデータ
戸建て
地域 | 滋賀県草津市 | 施主 | H様邸/
40代 家族構成 ご夫婦 |
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築年数 | 築30~39年 | リフォーム後の間取り | - | 広さ | - |
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- 工期
- 1週間
- 費用
- 130万円
- 商品
お風呂 / LIXIL「アライズ」1坪タイプ・1600ロング浴槽
ガス給湯器 / パロマ「エコジョーズ」
※介護保険制度により、後に18万円が支給されます。
H様より「入院していた主人が帰ってくるので、お風呂をバリアフリーにしたいです」とのご相談がありました。
ご主人は今後、在宅介護の必要があるため「脱衣所との段差が大きく、狭くて入りにくい浴槽を持つ今のお風呂ではいけない」とのお話でした。
そこで今回は、介護保険の要支援1か2、または要介護1~5の認定を受けた方に支給される補助金を適用した、バリアフリー特化の住宅改修工事を行っています。
改修工事前の段差が大きく、浴槽が小さすぎるお風呂
こちらは、介護保険を適用した改修工事を行う前の浴槽で、何より小さくて狭いことが問題でした。
体を自由に動かすことができないご主人が、小さすぎて脚を伸ばせないお風呂に入ることは困難でしょう。
また浴槽の周りに入浴の動作を補助するための手すりがなく、床がタイル張りで滑りやすく転倒リスクが高いため、これらの点も改修工事で改善する必要がありました。
また、脱衣所とお風呂の間には、約15cmもの段差がありました。
要介護・要支援に関係なく、誰でもつまづく可能性が高いほどの段差です。
ご主人が自宅で暮らしていくうえでの大きな障壁になるため、この段差の解消も必須でした。
改修工事後のお風呂は段差が解消され、手すりもついて安全性が高まった
こちらが改修後のお風呂の写真です。新しいお風呂には、LIXIL(リクシル)の「アライズ」を採用しています。
デザインは白を基調に、シンプルで清潔感のある雰囲気にまとめました。
約15cmもあった脱衣所・お風呂間の段差はフラットな状態に解消され、つまづきの心配がほとんど無くなりました。
現代のシステムバスの一般的な仕様ですが、床も滑りやすいタイルではなくなったため、入浴中の転倒リスクが少なくなりました。
バリアフリーを意識したお風呂のリフォームでは必須と言える、手すりの取り付けも行っています。
お風呂のバリアフリー化においては、開閉がしやすく出入り口が広くとれる「引き戸」タイプのドアに換えることが理想的です。
H様邸のお風呂のドアはもともと引き戸でしたが、段差の解消の結果、ドアの縦幅が変わることもあり、新しい引き戸タイプのドアに交換しています。
身長が高いご主人がゆったり浸かれる「ロング浴槽」を採用
ご主人の身長は180cm近くあるそうで、日本の平均的な男性の身長と比較すると、かなり高めです。
高身長なご主人がゆったりと入れるサイズ・形の浴槽が良いということで、今回は「1600ロング浴槽」を選びました。
改修前の浴槽よりも1.5倍くらい広いため、ご家族みんながゆったりと入浴していただけるようになっています。
キッチンの近くからお風呂の近くに給湯器を移動
今回のリフォームでは、給湯器の交換も行いました。給湯器の機種はパロマ「エコジョーズ」です。
ただ給湯器を新しい物に交換しただけでなく、給湯器の位置を移動させたことがポイントです。
改修工事前は、お風呂から離れたキッチンの側に給湯器が設置されており、お風呂の水がお湯に変わるまでのスピードが遅いという難点がありました。
今回のリフォームにあたって、「キッチンのお湯の出やすさよりも、お風呂のお湯の出やすさを優先したいです」とのご要望があり、新しい給湯器はお風呂の側に設置されています。
ちなみに、これまでの給湯器にはなかった追いだき機能が付きました。
バリアフリーのお風呂が完成して思う、家族みんなで暮らせるお家の大切さ
お家の中には、退院するご主人を迎える「おかえりなさい」の飾りがありました。ご家族みんなで、ご主人の帰りを心待ちにしておられたことが分かります。
これまで当たり前だった家族の生活は、ご主人の入院により一時失われ、これからの生活も以前と全く同じようにはいかないですが、再び家族みんなで暮らせる環境が住宅改修により整ったことは、とても意味のある大切なことだと思います。
お風呂のリフォーム工事完了後、H様からは「リフォームをして本当に良かったです。主人も喜んでいます」とのお声をいただきました。
お風呂のリフォーム費用は130万円ですが、後に介護保険の適用で、上限額20万円のうち9割にあたる「18万円」がH様に支給されます。
滋賀県草津市で介護保険を適用した住宅改修工事を行うならクサネンのリフォームにご相談ください。
担当者の声
ご主人の要介護を受けて、介護の補助金を利用され、浴室のリフォームを行いました。すべりにくい床、ご主人はつかまれる各種手すり、引き戸など設置しました。
- 担当者
- 服部