トイレの交換工事で奥行きが110mmプラス　滋賀県守山市

守山市の一戸建てにお住まいのお客様から、トイレ(便器の機能部)の交換工事のご依頼です。

お家の築年数は11年と浅めで、トイレ自体も老朽化はしていませんでしたが、ちょうど10年目の点検ランプが点灯したので、これを機にもっと、便利なトイレに交換しようと思われたそうです。

そこで、ご自身でトイレの交換リフォームについて、ネット検索されていたところ、弊社の「狭いトイレを広く使うリフォーム」についての記事を閲覧され、「これならイメージに近い!」と思われたそうです。

※参考ページ→　約0.8畳の狭いトイレを広く使うリフォーム　滋賀県栗東市

というのも、今回のお客様も「もう少しトイレの室内が広く感じられるようにしたい、特にタンクをどかしてしまいたい」というご要望があったからです。

手を洗う時は、”便器から立ち”、”後ろを振り返って”、”タンクに手をかざす”という流れになりますが、リフォーム前の狭いトイレ室内では動きづらく、これらの動作が面倒と感じていたそうです。

そこで今回は、室内の奥行きに余裕ができる、タンクなしのトイレを選ばれ、交換することとなりました。

奥行き約760mmから約650mmのトイレに交換して奥行きが広く見えるように

今回のトイレリフォームに採用したのは、LIXIL(リクシル)の「サティス」です。

交換するのは便器の機能部なので、トイレの位置自体が奥に動いたわけではないですし、間取りの変更も行っていませんが、トイレ背面の大きなタンクがなくなるだけで、視覚的にスッキリ広く感じます。

実際に、交換前のトイレの縦幅が約760mm、交換後のトイレ「サティス」の縦幅が約650mmなので、約110mm(11センチ)、奥行きに余裕が生まれています。

トイレ室内に入るとき、大きなタンクが視界に入ってこなくなっただけで、奥行きが広く感じ、雰囲気も明るく清潔に見えます。

タンクレストイレの交換に伴い新しい手洗い場を設置

タンクレストイレに交換し、室内の奥行きが広く見えるようになりましたが、そのままではトイレの後に手を洗うところがなくなります。

そこで、新しい手洗い場・カウンターを取り付けました。

床下から、直接手洗い場に配管を持ってくる工事を行うと、少しお時間がかかってしまいます。

しかし、トイレは日常生活で使用するものなので、できるだけ早く使えるようになった方が良いです。

そこで今回は、交換工事の早さも意識し、従来の配管(トイレの後ろからのびている配管)を、目立たないようカウンターの下を沿わせて引っ張ってきて、手洗い場と繋げました。

床下工事を含めた同内容のトイレ交換工事なら、本来4日間ほどかかりますが、この方法で2日間に短縮することができています。

トイレットペーパーや洗剤などの収納に便利なキャビネットを併設

トイレットペーパー巻きの下には、LIXIL(リクシル) INAXの「カラクリキャビネット」を作っています。

扉はスライドして開けるタイプで、予備のトイレットペーパーや洗剤を収納することができます。

トイレの交換工事～クロス(壁紙)、床、カウンター～

トイレの交換にともない、クロス(壁紙)や床のはり替えも、行いました。

クロスは一面(手洗い場の面)を、ピンクの可愛らしい花柄に、床は大理石風の高級感あるデザインを選ばれました。

また、数十年後のことを考えて、カウンターの所に手すりの取り付け工事も行っています。

トイレの交換工事終了後、「イメージ通りに、トイレの奥行きが広くなっているので、良かったです! 遊びにくるおじいちゃん、おばあちゃんにも、見てもらいたいです」とお声をいただくことができました。

手洗いを別につけてほしいという要望でしたので、タンクレストイレの設置と1dayで施工できる手洗いの設置を行いました。