リフォーム施工実績
経年劣化した外壁を高耐久のシリコン塗料で塗装 栗東市
リフォームデータ
戸建て
地域 | 滋賀県栗東市 | 施主 | O様邸/ 60代 |
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築年数 | 築20~29年 | リフォーム後の間取り | - | 広さ | - |
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- 工期
- 3週間
「外壁の雨の跡や黒ずみが気になりだしたので、塗り替えをしていただけますか?」と滋賀県栗東市のお客様よりご依頼をいただきました。そこで今回は、下地の調整を行って耐久性を重視し、キレイさが長持ちする外壁の塗装を行いました。
お客様のお家は築25年の一戸建てです。これまでに外壁の塗装の塗り替えを行ったことはなく、一般的な耐久年数も超えてくるので、そろそろ雨漏りなどのトラブルなどが心配になってきたとのお話でした。
外壁下地を丁寧に調整して塗装がはがれにくくする
まずは、足場を組み、高圧洗浄で外壁の汚れを落としていきました。表面の汚れをしっかり落とすことで、下塗り塗料をきっちり密着させて塗ることが出来るので、外壁塗装には欠かせない作業です。
次に、コーキングの打ち替えを行っています。お客様のお家の外壁はALC(軽量気泡コンクリート)という、外壁パネルを継ぎ合わせたような作りになっています。
外壁というのは揺れる事を想定して割れないように工夫を施してあります。
ALCパネルの場合はパネルとパネルの目地(繋ぎ目)部分に、ゴム質のコーキング材を充填して、揺れなどによる衝撃の吸収と雨などが浸入しないようにシッカリと栓をしております。
このコーキング材自体も表面と同様に、経年の影響で劣化し、乾いて縮んできていました。
コーキングがやせたり、千切れたりする(破断)と、コーキングの隙間から雨水が侵入し、雨漏りに発展してしまう可能性があります。ですので、今回はこのコーキングを全て打ち替えました。
高圧洗浄をしてコーキングの打ち替えの後は、下塗り塗料を塗っていきます。
今回は上塗りにアクリルシリコン樹脂塗料を使用するので、これに合うグレードの高い下塗り剤を選んでいます。シリコン塗料をしっかり密着させることができる下塗りを使うことで、塗料がはがれにくく、長持ちする外壁を作ることが出来ます。
ニオイの少ない水性シリコン塗料で塗装しキレイさ長持ち
シリコン塗料は、ローラーを使って丁寧に2回塗りを行っています。ALCの外壁は、丁寧に塗らないとALC特有の表面の気泡が目立ってしまいますし、気泡の間にしっかりと塗膜を形成できないからです。
また、使用したシリコン塗料は水性で、シンナー臭のする溶剤系と比べるとほとんどニオイがありません。今回のお家のように、施工面積が広く、周りが住宅街といった場合には、ニオイがキツい溶剤系塗料を使うことはあまり好まれません。
そのため、周囲の環境に配慮して、水性塗料を選択しました。
外壁の塗り替え後、足場を解体して作業は完了です。
外壁の表面の黒ズミはなくなり、全体的にツヤが出て、新築時のような明るさを取り戻しました。
コーキングも打ち替えていますので、当分の間は雨漏りの心配もないかと思います。
また、お写真では分かりづらいのですが、塗装前の一部の鉄部は、明るい緑色でした。ですが今回の塗り替えで、玄関あたりの鉄部と同じ黒色に統一しています。配色を白(全体)と黒(鉄部)の2色にまとめたことで、以前より落ち着いた仕上がりになっています。
今回の外壁塗装の工程をまとめると。
- 足場組み
- 高圧洗浄
- コーキング
- 下塗り
- 上塗り(2回)
この工程で作業をさせていただきました。
お客様からは、「細かいところまで気を遣って、キレイに外壁塗装をしていただきありがとうございます」とお声を頂くことができました。
栗東市でALC外壁の塗装ならクサネンのリフォームまで!