リフォーム施工実績
“和”の趣を残しつつLDKをモダンにリフォームした事例 大津市
リフォームデータ
戸建て
地域 | 滋賀県大津市 | 施主 | T様邸/
60代 家族構成 ご夫婦と子供さん |
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築年数 | 築20~29年 | リフォーム後の間取り | - | 広さ | - |
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- 工期
- 2週間
- 費用
- 310万円
- 商品
LDK全体 / 内装リフォーム
※クロスの張り替え、ロールスクリーンのコーディネートなど
キッチン / LIXIL「リシェル」2550㎜
※IHはパナソニック「ラクッキングリル Wシリーズ」
内窓 / LIXIL「インプラス」
オール電化 / ダイキン「エコキュート」460Lタンク・高圧タイプ
大津市にお住まいのT様より、「キッチンが古くなってきたし、暗いのでリフォームしたいです。また、キッチンと同じ空間にあるリビングも、家族が室内で吸うタバコの煙の影響で、元は白かった壁紙が黄ばんでいます」とのご相談をいただきました。
T様邸のLDKは、少し珍しいレイアウトです。
リビング(食卓)の部分だけ一段上がって畳張りになっており、更にそこに背の低い机が置いてあって、“和”の趣がとても深かったのです。
当初は畳張りの部分をフラットなフローリングに変え、完全に洋風のLDKにリフォームする案も出ましたが、「それは何だかもったいないような…」という話になりました。
そこで今回は、もともとのLDKが有している‟和”の雰囲気は残したままに、モダン(現代的)な要素を取り入れる画期的リフォームを行っています。
リフォーム前のLDKは、分厚い垂れ壁と黄ばんだ壁紙が問題
こちらは、リフォーム前のLDKです。今はカーペットが敷かれてありますが、その下は畳です。
さて、リフォーム前のLDKの問題は、最初の相談でT様が持ちかけてくださったように、LDKから見るキッチンの暗さとタバコのヤニが染みついてしまった壁紙です。
LDKは、家族みんなで長い時間を過ごす憩いのスペースであるからこそ、もう少し居心地の良い空間になることが望ましいです。
また、カウンターキッチンの垂れ壁(天井から下りてきている壁)が分厚過ぎて、何だか威圧感を感じたり、実際よりも暗さや狭さを感じることは、少々古めのLDKでよく見られる光景です。
カウンターキッチンは開放的な気分で、リビングに居る誰かとコミュニケーションを取りながら料理をするのが醍醐味であるのに、垂れ壁の存在感が強すぎるせいで、重たいような狭苦しいような気分になってしまうのはもったいないですよね。
そこで今回のLDKの内装リフォームにあたって、視界を遮る大きな垂れ壁を、どうしても取れない所以外はすっかり撤去することを決めました。
キッチンのコンロをIHクッキングヒーターに変えることを選択
リフォーム前のキッチンのコンロは、一般的なガスコンロです。
今回は光熱費削減を目的に、給湯器をエコキュートに交換することが決まっていました。
そこで当社から、プラスアルファで”ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換”をご提案したところ、「料理の幅が広がって、割引プランが適用になる(※1)なら」という流れで、採用に至りました。
※1 関西電力のはぴeタイムRプランが適用になる
⇒ エコキュートを付けると電気料金がお得になって、併せてIHクッキングヒーターを取り付けると、さらに割引が適用されるというプランです。
配色の工夫で”和モダン”なLDKが完成
「和風」と「現代風(モダン)」を兼ね備えることは、言葉の意味から考えると矛盾するように思われますが、ちょっとした工夫でうまく融合することができるのです。
今回、和モダンなLDKを完成させることに一役買っているのは、リビング側全体で張り替えた壁紙の色と、窓に取り付けたロールスクリーンの色のコントラストです。
どこか厳かさを感じるようなダークカラー(壁紙)がベースにあるため、明るい芥子色のロールスクリーンが綺麗に映えています。様々な色の組み合わせを考え、もっとも洗練さを感じる2色を選び抜きました。
「和風を重視するとシックになりがち、モダンを重視すると奇抜になりがち」という意見が稀(まれ)に聞かれます。
しかし、T様邸リフォーム後のLDKに取り入れた、濃茶色×明るい芥子色のコーディネートは、‟和”の奥ゆかしさを崩さず、そのうえで‟新鮮味”も確かに感じる、とても良い和モダンの例です。
ちなみに、ロールスクリーンがかかっている窓には、内窓(二重窓)を新しく取り付けました。内窓の種類はLIXIL「インプラス」です。
T様邸の近くには新幹線が通る線路があり、新幹線通過時の振動や騒音がかなり気になります。
その振動・騒音をなるべくおさえるために、内窓の取り付けを決められました。
分厚い垂れ壁がなくなり、開放的な雰囲気に変わった新しいキッチン
分厚い垂れ壁を撤去し、リビングがすっきり見渡せるくらい開放的になった新しいキッチンです。
新しいシステムキッチンには、LIXIL「リシェル」を採用しました。
垂れ壁のキッチン側についていた吊戸棚がなくなったけれども、物がスッキリ片付けられるように、収納量を重視して選ばれています。
ガスコンロから交換したIHクッキングヒーターは、パナソニック「ラクッキングリル Wシリーズ」です。
これまでのコンロではできなかった、低温~高温までの温度調節が自在にできるようになったため、お料理の幅が広がります。
まとめ
以上、T様邸のLDKリフォーム(オール電化含む)事例をご紹介しました。
リフォーム後、和の雰囲気を残してモダンな雰囲気に生まれ変わったLDKをご覧になられたT様は、「料理が楽しくなりそうだし、とにかく内装が綺麗です。これから家族には、タバコを外で吸うよう言っておきます!」と仰られていました。
新しくなったLDKに、小さな家族もご満悦の様子?
ちなみに、新しいIHクッキングヒーターでは現在、お魚をよく焼かれているそうで、「かつては掃除がとても大変だった、”焼き網”がついていないタイプのグリルなのでとても嬉しいです」とコメントを頂いています。
落ち着いた雰囲気かつ新鮮なアクセントも有するLDKが、皆様の憩いの場所になることを願っております。
大津市で和モダンなLDKにリフォームするならクサネンのリフォームにお任せください。
担当者の声
関電さんからの引継ぎ。オール電化と2階LDKリフォーム。タバコを吸って壁紙も黒くなってきていたので、汚れが付きにくい壁紙に貼り替え。キッチンの垂れ壁も撤去してLIXILのリシェルを設置しました。キッチン壁部分はアクセントでシックな色の壁紙を選んでいます。
- 担当者
- 服部