介護保険を使って築34年のマンションの浴室をリフォーム！すべりにくい床材への変更や段差の解消などを実施した事例｜守山市

守山市のマンションにお住まいのI様より、浴室のリフォームをご依頼いただきましたのでご紹介します。

築34年が経ち、「経年劣化が気になるので、きれいにリフォームしたい」とおっしゃっていたI様。

洗面所はすでにリフォーム済みでしたので、今回は浴室のリフォームのみさせていただくことになりました。

リフォーム前の浴室

こちらは、リフォーム前の浴室です。

60代のご夫婦とお母様がお住まいのI様邸。

「介護保険を使って浴室のリフォームをしたい」「すべりにくい浴室にしたい」とご相談をいただきました。

また、壁や床がタイル貼りのシステムバスだったため、「タイルの目地の汚れが気になるので、お手入れが楽な浴室にしたい」とおっしゃっていました。

こちらは、浴室入口の様子です。

入口には10cmの段差があり、「出来るだけ段差を解消したい」とご要望をいただきました。

こちらは、リフォーム前の洗面所です。

洗面台の入れ替えや洗面所の内装のリフォームはすでに実施済みでしたが、「壁のクロスがカビないように、タオル掛けがある部分にパネルを設置したい」とご要望をいただきました。

タオル掛けは2カ所ありましたので、上記写真の赤枠で囲った部分にパネルを施工させていただくことになりました。

リフォーム後の浴室

こちらは、リフォーム後の浴室『クリナップ・ラクヴィア（1418サイズ）』です。

いくつかのショールームをご覧になり、濡れてもすべりにくい床と、デザイン性の高い木目柄の天井を気に入られ、こちらの商品を選ばれました。

洗い場の床と浴槽の底には、すべり止め効果が高いパターン加工“足ピタパターン”が施されています。

そのため、濡れてもすべりにくく、安全に入浴していただけます。

お手入れを楽にするために、洗い場正面のカウンターやラック・ミラーは設置せず、シンプルな浴室にしています。

上記写真で設置されているラックやミラーは、後日お客様が購入されたマグネットタイプのものです。

マグネットタイプの商品は取り外しが簡単なため、日々の浴室掃除を楽にすることができます。

手すりはケアマネージャーの方とも相談し、浴槽の横に1本、シャワーのスライドバー兼用のものを1本、設置しました。

また、以前は換気扇のみでしたが、今回は浴室暖房乾燥機を設置しました。

ランドリーパイプは、1本取り付けています。

こちらは、浴室入口の様子です。

マンションのため、段差をすべて解消することは難しかったのですが、以前10cmあった段差を5cmまで縮めることができました。

リフォーム後、お客様からは「浴室がすっきりときれいになったので、入っていて気持ちが良い」「床もすべりにくくなって良かった」とおっしゃっていただきました。

介護保険を使ってリフォームをするためには、いくつかの条件があります。

それは、

・ 要介護（要支援）認定を受けていること
・ 担当のケアマネージャーの方と相談すること
・ 工事着工前に申請をすること

などです。

また、浴室のリフォームでは、手すりの取り付け、段差の解消、すべりにくい床材への変更などが助成の対象となります。

今回は上記条件を満たし、守山市へ申請することができました。

こちらは、リフォーム後の洗面所です。

ご要望通り、タオル掛けが設置してある部分につるつるのパネルを施工しました。

パネルは、掛けるタオルの長さ分設置しています。

また、「タオル掛けがグラグラしている」とお悩みでしたので、壁の下地も補強し、タオル掛けをしっかりと固定しました。

タオル掛け自体は、これまでお使いのものを再利用しています。

まとめ

以上、介護保険を使ったI様邸の浴室リフォーム事例をご紹介しました。

浴室は、すべり止め効果が高いパターン加工“足ピタパターン”が施された床や、デザイン性の高い木目柄の天井が特徴的な『クリナップ・ラクヴィア』に入れ替えました。

手すりの設置や段差の解消も行っています。

クサネンのリフォームでは、滋賀県（草津・栗東・大津・守山）にて一戸建てリフォーム・マンションリフォームを行っております。

介護保険を使った浴室のリフォームをご検討中でしたら、お気軽にご相談ください。

介護保険を使用したリフォームということで、ケアマネージャーさんと相談しながら浴室のリフォームを進めていきました。

すべりにくい床のシステムバスへ入れ替え、手すりの設置や段差の解消などを行いました。

介護保険を使用したリフォームやバリアフリー対応など、お気軽にご相談いただければと思います。