リフォーム施工実績
介護保険を使って築50年以上の家を安全にリフォーム|大津市
リフォームデータ
戸建て
地域 | 大津市 | 施主 | Y様邸/
80代 家族構成 ご夫婦 |
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築年数 | 築50~59年 | リフォーム後の間取り | - | 広さ | - |
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- 工期
- 3週間
- 費用
- 315万円
- 商品
システムバス/LIXIL・アライズKタイプ1316
洗面台/既存再利用
引き戸/LIXIL・アウトセット引き戸
床/LIXIL・ラシッサS クリエラスク
給湯器/HE-NS37KQS
IH/KZ-KM22E
大津市にお住まいのY様より、浴室・洗面所・土間のリフォームをご依頼いただきましたのでご紹介します。
「オール電化にしたい」「IHとエコキュートにしたい」とのことでリフォームをご検討されていたY様。
80代のご主人が夜トイレに行く時にこけてしまったことがきっかけとなり、「介護保険を使って浴室をリフォームしたい」「トイレへ行く途中の土間を廊下にリフォームしたい」とご相談をいただきました。
介護保険を使って安全に入れる浴室へリフォーム
リフォーム前の浴室
こちらは、リフォーム前のタイル貼りの浴室です。
年配のご夫婦が安全に入浴できるように、「浴室内に手すりを設置したい」「入口の段差を解消したい」とご要望をいただきました。
こちらが、浴室の入口の段差です。
ドアは、ガラス面が多い引き戸をお使いでした。
こちらは、軒下に設置されていた石油給湯器です。
長い期間使われていて、お湯張り機能などもないシンプルな給湯器でした。
また、キッチンには瞬間湯沸かし器を設置されていて、「これらをオール電化にまとめて使い勝手を良くしたい」とおっしゃっていました。
リフォーム後の浴室
こちらはリフォーム後の浴室で、介護保険を使ってリフォームすることができました。
システムバスは、LIXILの中でもお買い求めやすい『LIXIL・アライズ(Kタイプ)1317』です。
浴室のサイズは「リフォーム前の大きさを確保したい」とおっしゃっていましたので、以前と同じサイズのものを設置しています。
Kタイプはアライズの最上級タイプで、正面に手すりが設置されているので、より安全に浴室へ出入りすることができます。
手すりの設置にあたっては、ご近所に住む息子さんご夫婦も一緒にショールームへ来てくださり、手すりの位置などを確認し合いました。
具体的には、
横長の手すりを
・正面(カウンター上のスマートエスコートバー)
・洗い場の横
・浴槽の横
縦長の手すりを
・浴室の入口
・シャワーバー(手すり兼用)
に、合計5本設置しました。
こちらは、浴室の入口部分です。
ドアは新しい引き戸に付け替え、敷居の段差も無くすことができました。
こちらは、交換後の給湯器です。
お湯張りなどができるスタンダードなタイプのエコキュートを選びました。
これまでは蛇口で温度を調節したり、浴槽にお湯を溜める時は度々見に行かなくてはいけなかったのですが、給湯器を変えたことで「お湯張りが楽になった」「便利になった」と喜んでくださいました。
予算を抑えて使い勝手の良い洗面所へリフォーム
リフォーム前の洗面所
こちらは、リフォーム前の洗面所です。
洗面台は少し前に交換されていたので再利用をして、「予算を抑えてリフォームしたい」とご要望をいただきました。
また、洗濯機を外で使われていたので、「洗濯機を洗面所に置けるようにしたい」というお話になりました。
こちらは、洗面所の入口の段差が分かる写真です。
ドアは引き戸で、ガラス面が大きく、洗面所内のシルエットが目立ってしまうような状態でした。
また、壁と床はタイル貼りで、天井は塗り天井になっていました。
リフォーム後の洗面所
こちらは、リフォーム後の洗面所です。
再利用した洗面台は手前に設置し、洗濯機は奥に配置しています。
また、洗濯機を洗面所内に設置しようとしたところ、入口の幅が狭く入らなかったため、洗濯機が入るような幅の入口にリフォームしました。
その際、リフォーム前の引き戸は下レールで動きが重かったので、今回は上吊りレールのものを選ぶことで動作を軽くしています。
また、デザインは洗面所内が透けない木目調のドアで『LIXIL・アウトセット引き戸』を選びました。
こちらは、洗面所の入口の段差をフラットにした様子です。
予算を抑えたいとのことでしたが、予算内で対応できそうだったため、提案・施工させていただきました。
その他内装は、壁と天井をクロスに貼り替え、床はフローリング調のクッションフロアにしています。
安全に行き来しやすいように土間を廊下にリフォーム
リフォーム前の通用口・土間
こちらは、リフォーム前の通用口と土間です。
築50年以上が経っている昔ながらの家で、広い土間があり、段差も多くありました。
以前、ご主人が夜トイレに行く時にこけてしまったということですが、ご主人の寝室からトイレに行くには、靴を履き替えて土間を通って行く必要がありました。
そのため、靴を履き替えないでトイレへ行けるように、「土間を廊下にリフォームしてほしい」とご依頼いただきました。
こちらが、ご主人の寝室とトイレをつないでいる土間です。
写真の右側の一段高くなっているところがダイニングキッチンで、こちらの高さに合わせて廊下を作ることにしました。
また、こちらの左上に見えるドアがトイレのドアです。
今回のリフォームではトイレ自体はリフォームしていませんが、入口をまたがなくてもいいように、段差がフラットになるようにリフォームしています。
リフォーム後の通用口・土間
こちらは、リフォーム後の通用口と廊下です。
ドアを開けて90㎝程は土間だったところを残し、そこから先は床を組んで廊下にリフォームしました。
床材は『LIXIL・ラシッサS(クリエラスク)』です。
また、廊下をリビングダイニングの床の高さに合わせると段差が大きかったため、廊下に上がるところは2段の階段状にしています。
こちらは、もう一方の通用口から見た廊下の様子です。
手前にはトイレがあり、奥にはご主人の寝室があります。
こちらの廊下の1段下がったところにあるのが、トイレです。
今回はトイレのリフォームは行っておらず、位置も変えていませんが、土間を廊下にリフォームしたことで「安心して移動できるようになった」と喜んでくださいました。
コンロをオールメタル対応のIHへ交換
交換前のコンロ
こちらは、交換前のコンロです。
ガス式の卓上型のコンロをお使いでしたが、「これを機会にIHに変えたい」とご要望をいただきました。
キッチンのリフォームは行っていませんが、コンロの交換のみ行っています。
交換後のコンロ
こちらは、リフォーム後のIHコンロ『KZ‐KM22E』です。
これまでお使いの調理器具はIH対応ではないものがほとんどでしたので、IHコンロの片方はどんな素材の鍋・フライパンでも料理ができるオールメタル対応のものを選びました。
まとめ
以上、Y様邸の浴室・洗面所・土間のリフォーム、コンロの入れ替え事例をご紹介しました。
浴室は介護保険を使って手すりの設置や段差の解消を行い、洗面所や土間も使い勝手が良くなるようにリフォームしました。
また、土間は各部屋との段差ができるだけ少なくなるように廊下にリフォームし、行き来がしやすくなりました。
クサネンのリフォームは、滋賀県にて一戸建てリフォーム・マンションリフォームを行っております。
リフォームのことでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
お客さまの声
「お風呂のお湯張りが楽になって良かったです。」
「土間を廊下にリフォームしたことで、安心して移動できるようになりました。」
「きれいになって嬉しいです。」
担当者の声
必要なポイントに絞ってリフォームを行い、浴室や洗面所の段差を無くすことができ、より安全にお使いいただけるようになりました。
また、ケアマネージャーさんの声として、ガラッと変えると順応していくのが難しいということがありましたので、なるべくリフォーム前と近い形で使い勝手が良くなるようにリフォームをさせていただきました。
- 担当者
- プランナー髙間